【母を愛しているからこそ】

~母の日に伝えたい事~

私の母はくも膜下出血倒れ
50代前半で
言葉も意思も失いました。

そして、
数年後に他界しました。

母が倒れる数年前、
家業が衰退し生活は一変しました。
かつて裕福だった家庭が
見る見るうちに追い詰められていく中、
プライドの高かった母は
その現実をどうしても受け入れられませんでした。

当たり散らす母
耐える父
崩れていく家族の空気。

その中で、
母は心を壊してしまいました。
強い更年期障害と不眠症
けれど断固として病院には行かない…

そして限界が訪れ、
ある日くも膜下出血で倒れました。
第一発見者は私でした。
要介護5
障害者

まだ若い母を施設に預けることは家族としては選択できませんでした。
そこには金銭的な理由も大きかったです。

そこから在宅介護が始まりました。

その当時は
私にも姉にも父にも
余裕のあるお金がありませんでした。

色んな事がありました。
家族間で喧嘩になることもありました。

父もその後、
急性心筋梗塞で他界し、
そこから更に転げ落ちるように
私の人生はお金に翻弄されました。

しかし、苦しい時にいつも思い出す母のこと。

母を愛しているからこそ
強く感じる事があります。

『私は同じ轍は踏まない』

”母のようにはなりたくない”
ではなくて
”母が命をかけて教えてくれた事”
だと思っています。

母の命は
私達の生き方に反映されています。

”母の日に思う…
生きていくために本当に必要なもの”

あなたは、
お金と命は別ものと考えますか？

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